「知ったこっちゃない」のが正解
けっこう誰もが人生ってプラマイゼロなんだよ。それがね、超ポジティブに考えるヤツは、プラマイゼロなのに常に絶好調だし、ネガティブに考えるヤツ(イコール、大多数の日本人)にとっては、プラマイゼロとはどうしても思えず、マイナス先行のような気がしてならない、と。
どう解釈するかは自由なんでさっき書いた「知ったこっちゃない」なんだけど、この、人間の人生は高い確率でプラマイゼロである、っていうのが、どんだけ人類を救ってるか。。
つまり、ただ何となく無目的に生きてるヤツがわらしべ長者理論で大富豪にはならない。そういうヤツにはそれなりの人生が待っている。大きくプラマイにはふれない人生。
スーパーアクティブに生きてるヤツは、「人生の報酬」もかなりすごいもんがあるけど、そこに至るまでの谷底(失敗とか)も相当のもんだよ。大きく大きくプラマイにふれる人生。結果的にはとんとんだけど。
でもそういう「ふれる」人生を望んでるんだよね。
なんとなーく深く考えないままに勝ち抜けるヤツもめったにいないし、この現代社会においては生まれてから死ぬまで絶望的な(たとえば収容所とか?)人間もめったにいない。いや、昔はいたらしいけどね、あくまで現代の話。
だから!「知ったこっちゃない」ってのは「ほっとけばぁ?」って意味。ほっといたってプラマイゼロに近づくのは間違いないんだし。そして自分もそうなんだし。
人間の経験が相対的であり無限に可能性を秘めているのに結果的にほぼほぼプラマイゼロに収れんされていくってのが不思議でしょうがないんだよね。