元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

「小損を取る」(2)良質な生活習慣の継続イコール「小損を取る」に他ならないのです

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 タイトルにまず結論を書いてみました。例のごとく結論にうまく着地できる自信がないので…(苦笑)羅針盤として記しておきます。

 今から書くことはもちろん私の発明ではなく多くの人が語り継いできたことです。

 そしておそらく99%以上の日本人のオトナは、うっすら知っていてスルーしていることです。

 それは…

 選ばれた民の生活は、だれでもできるのだということです。

 なんなら今すぐにでも始められます。具体的にTodo化すると、マインドの変更と、良質な生活習慣へのシフトです。

 良質な生活習慣とは? ぐうの音もでない、ほぼほぼ反論できない、身体に良いことです。たとえば早寝早起きとか、野菜を多めに取るとか、適度な運動とか、寝る前は食事を控えるとか。あるいは夫婦円満のための儀式とか?(笑)。

 ふつーの人であれば(単なる)「知識」としてであれば誰でも知っていることです。こういうことを始めて、かつ継続することは、本当に誰でもできます。

 マインドの変更とは、そういう「人として」良質な生活「絶対主義」になることです。最優先にするということ。

 とある方は、(良質な)「習慣の奴隷となれ」とかなり激しい言葉で表現していますが、まぁそんな感じだと思います。

 自分が携わってる案件が超忙しくてもマインドは変更できますし、生活の中に良質な習慣を取り入れることは可能です。

 時間でいえば1日数十分です。スマホとか「画面」をながめているムダな時間を削ればカンタンにねん出できます。(睡眠時間を削ってはいけません!)

 そして、わけのわからない儀式とかないので(苦笑)、まったくアヤしくもありません。(アヤしい健康食品等を摂る必要は、まったくありません)

 「選ばれた民」…ちょっと大仰でしょうか(笑)。でもですね、これからの時代、私たちは選ばれなければならないんです。ビジネスでいえば、自分が参画したい案件に参画するためにはアピールして選ばれなければなりません。やりたい仕事は待っていてはきません。

 働くことなんかしたくない、不労所得で暮らしたい、と望んでいるのであれば(笑)、それはそれでもっと「選ばれた民」にならないといけないですよね。

 21世紀は大衆に埋もれることを能動的に選択しているうちは豊かな生活は送れないと思います。「中流の生活」のハードルが上がってますからね…

 こういうことを書くと多くの方に「そんなことはわかってるんだが」とか、その他諸々反論が用意されており、軽くキレられたり、軽くキラワれたりします(苦笑)。

 自身の、ある程度強めの意志でもってマインドを変えていかなければならず、そこには他人が介入することができないので、キレる方はそこまでです。

 絶対に、自分で自分のマインドを変えなければならないのです。なぜなら、他人に変えてもらうというのは単なる「洗脳」だからです。

 まぁ確かに、めんどくさいですし(わかります…)。真冬にこたつに入ってぬくぬくしてるヒトに、乾布摩擦は健康にサイコーに良いから今、こたつから出てやってきなさい、といったところで「はぁ?」とキレられるだけです(笑)。

 そして、そういうことを継続したとしてもいきなり目に見える成果が出るわけでもなく…少なくとも年単位の継続は必要ですからね。

 成果がみえないことをやり続けるというのはまさに「損を取る」に他なりません。

 でも、年単位でみれば、毎日乾布摩擦を続けた人(あくまでたとえですが)と続けなかった人との差は歴然です。健康という「大得」を、じわっと、ゲットすることができます。

 …よしこれで一旦結論にひきつけることはできましたので、あとは余談を(笑)。

 95%ぐらい(てきとうですが)の日本人のオトナは、カネでもってぶいぶいいわすような生活を、「選ばれた民」の生活だと思ってるようなんですね。実は。いまだに!

 世の中カネじゃない、と聞かれてもいないのに言い出す人は特にアヤしいですね(苦笑)。

 でも、カネがなくともたとえば早起きして朝の散歩をするとかはできるでしょう。早起きとか健康的な散歩とかがいくら「カネを産まない」といっても、だからといってそれをやらない理由にはならないでしょう。

 ひとつのたとえですが「早起きして朝の散歩」が、95%ぐらいの日本人が思う「選ばれた民の生活[偽]」と直結しないがために、やらない言い訳になっているのです。

 「それをやって、何になるの?」と逆にキレられる(苦笑)。

 でも、「早起きして朝の散歩」は「選ばれた民の生活[真]」と直結してるんですよ。つまり真の成功者は「一巡」して、「夜遊び」(カネにものをいわす生活のメタファー)を卒業して、早起きに還ってくるんです。

 つまり…最初から、一段階飛び越えちゃいましょうよ!ということなんです。「一巡」して戻ってくるのをはしょって最初から「早起きして朝の散歩」を選択すればいいじゃない、と。

 一時的なカネ持ちは、その後、成金根性が抜け切れなくて成金になる前の生活に戻っていく人がほとんどなのですが(どころか、無用なプライドという「ぜい肉」がついてしまうがために以前の生活よりもさらにひどく落ちぶれる方も多数)、一部の人(真の成功者予備軍)はどんどん生活がシンプルになっていくんですよ。シンプルというのは、イコール、生活が「良質」になっていくんです。

 カネにガツガツするフェーズからうま~く移行すると、そうなるんです。

 これは多分に、前述した「マインドの変更」の話なのです。「成金根性が抜け切れな」い人はそこからもう次には進めず、後退するのみです。

 シンプルな生活、良質な生活っていうのは「質素」とは違います。かーなーり違います。 

 生活が良質になっていくのですから当然、ある程度のおカネはかかります。というかかけます。

 ただし!カネにガツガツはしていないのです。

 そして、カネをかけるといっても法外にかけるということではありません。ふつうのサラリーマンで独身でややオタクめの方が趣味に突っ込む金額と同じぐらいでしょうね(笑)。それと同じぐらいの額を「良質な生活(の維持)」のためにかけていくということ。

 言い方を変えれば、カネ持ちになればなるほどモノの選択肢が広がるということです。つまり、カネにガツガツしているフェーズではほぼブランド物を買うので余計にカネがかかるが、次のフェーズではブランド物も含めた無限の選択肢の中で、もっとも良質なモノを買える、ということです。

 ここでいう「買える」とはマインドの話なんです。ブランド一辺倒の「ガツガツ」フェーズでは恥ずかしくてユニクロは買えないんです。でもマインドが変われば、余計なフィルタを通すことなく、もしユニクロが最良であると判断すれば躊躇なくユニクロを買うことができます。

 なので、結果的には支出は落ち着いてきます。

 繰り返しになりますが、マインドと生活習慣を、最初から、カネにガツガツするフェーズを飛び越えて、リアルカネ持ちのマインドまで一足飛びにいってしまいましょうよ、といってるわけです。

 これは、今すぐにでもできるんです。

 今すぐに「なれる」とはいってませんが…(苦笑)

 着手は誰でもできますし継続さえすれば誰でもなれます。

 ただし条件としては「信じること」ですね。これがかなりハードル高いかもしれませんね。

 いやあの、プチ成金になってカネにものをいわせてぶいぶいいわせたいというのであれば、それを止めることはしません(笑)。

 そのためのノウハウはネット上いたるところに転がっています。いわゆる情報商材ってやつですか… そういうののほうが食いつきがいいですからね(笑)。

 でも、そっち方面に進むのであっても、かなりの血のにじむような努力は必要だと思いますけどね。ラクして儲けることなど誰もできません。

 物欲を満たしたい、権力を得たい、ガンガンカネをつかって周りをぺこぺこさせたい、みたいな欲求(欲望)も否定はしません。否定どころか、モチベーションとしては悪くないと思います。

 今まさに、高度資本主義社会の只中に生きているわけですから、生きているうちに一回ぐらいは湯水のようにカネを使ってみたい… すごくよくわかります。

 ただ…不思議なもので「下位互換」とでもいうんでしょうかね、一足飛びにリアル金持ちのマインドになり、生活がシンプルかつ良質になってくると、高い確率でカネもついてきます。

 だから私は、結果的にはこっちのほうが近道だと思うのです。

 ただし!リアル金持ちのマインドになると、もう最初から、カネにガツガツしなくなるのがふつうなんですよね。つまりなんというか…そのマインドだと、カネでぶいぶいいわすのは「低俗」にみえるというわけです。

 全員がそうだとはいいません。ある程度カネが入ってくるとひとつレベルを下げて、ぶいぶいいわすほうを実現させる人もいますが、そういうヒトは非常に高い確率で「ふりだしに戻る」です。残念ながらもともとそういうレベルだったということです。

 ある程度マインドが変わって、そしてカネも入ってきました、と。そこで、たとえば自己満のためでなく他人を喜ばせるようなことにぽーんと!カネを使えるようになったならば、その人は安泰ですね。

 幸せってそういうことだと思います。

 「他人」ってあくまで周りのことですよ。家族とか親戚とかご近所とか一緒に仕事してるヒトとか。いきなり「この国」とか「地球が~」とか言い出しはじめたら要注意です(笑)。

 そういうヒトもたまにいますけど、なかなか、ね… あまりお近づきになりたくないというか(苦笑)。そしてなぜか「この国」や「地球」を優先するあまり、近しい人に迷惑をかけたりしますからねえ。

 おっと脱線しそうになったので戻ろう(笑)。先ほど書いたとおりで、良質な生活、シンプルな生活を志向することは、一見まったく「カネ儲け」とはつながらないわけで、だからこそそういう生活習慣を取り入れ、かつ継続していくことは「小損を取る」に他ならないわけです。 

 でも別に、それほど費用がかかる話でもないですから「大損」ではありません。

 あ、そうそう、「で、続けるとどうなるの?何がいいの?」という「果実」、メリットの話をしておくと… まずひとついえることは、たとえば1年続けると当然1年前より健康になりますよね。2年続ければもっと健康になります。

 健康はすべての素地ですから。身体が健康になればマインドのほうも健康的になっていきます。そこから、すべてが少しずつ変わっていきます。まぁ大きくいえば未来が変わります。

 2015年の、あまりよろしくない健康状態から進むことのできる未来と、たとえば2017年にかなり心身ともに健康になった状態から見渡せる未来は、まったく違うのです。極端な人になると「選択肢が総入れ替え」ぐらいになっていきます。

 健康って本当に大事なんですよね。21世紀は心身ともに健康でないと「選ばれた民」にはなれません。大・前提条件なんです。私も、ここのエンジニアライフに以前はずーっと健康について書き連ねてきました。よろしかったらバックナンバーを読んでみてください(笑)。ではおあとがよろしいようで…