元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

ストレスをためないためには

stevengerrard.hatenablog.com

ストレスをためないようにする、っていうのは難しい。

 

ストレスっていうのはガンっと受け止めて、ぱっと離すようなイメージ?

とにかくためるのはよくない。

 

日常でストレスをためないようにしなければならないのだが、それをほとんど

のビジネスマンは知らない。ストレス発散の儀式がゼッタイ必要だと思ってる

から。居酒屋で上司の愚痴をこぼすとか、そういう典型的なのね。

 

そんなの、いらないんだよ。そういうことやってるとストレスが発散されたよ

うにみえて実は潜在化するだけなのにな。

 

 

まず、「鈍感力」は必要だよねえ。ストレスになりそうなできごとに対して何

も感じないようにすれば、それでよいのだが。

 

それができないのであれば、とにかく、受け流すことだよ。感情で受け止めて

しまわない。

この手法は、「スキル」だから。つまり、技術的になんとかなるものなんだ。

誰でもできることなんだよ。

 

それができるようになったら、前述したとおりに、まずがしっと受け止めてか

ら、離す。

これは、受け流すよりももっと難しいスキルとなる。

 

 

不思議だなあと思うのはね、いろいろな出来事に対して、正直に、真正面から

、受けとめる義務なんてオレら、どこにもないんだよ。

なんで、なんでもかんでも、「直面」しなきゃいけないんだ? 逃げるなとか

受け止めろとか、うるせーよって感じることがよくある。世の中の言説に対し

て。

 

何が不思議かって、これって何者かの策略か? って思うことがある。

日本人を内側から痛めつけようとしてないか? と。

 

オレらはマジメに働かなければならないのかもしれないけどマジメに何事にも

「直面」する必要なんてどこにもない。

 

 

ただしすべてのものごとから逃げてはいけないというのも自明で、直面するも

の、受け流すもの、は取捨選択するんだ。自分で。主体的に。

 

直面するものをうまく選択できれば、ますます人間として成長する。意味のな

いものに対して直面していると、成長するどころか、人間がこわれてくる。(

これが、「ストレスがたまる」とイコールだね)

 

 

出会い頭の衝撃的なできごとは、しょうがないさ。直面するかしないかなんて

判断する前に衝撃的なできごとはやってきてしまう。

 

でもね、ふだんそういう訓練していれば、立ち直りは早い。

ふだんが余裕があれば、何かデカいできごとが起こっても、余裕をもって対処

できる。普段から余裕がないと、いざデカいことが起こると立ち直れないぐら

いになる。