元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

「絶対清潔」

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現代病といわれるアトピーは、世の中が皆清潔、いや、潔癖になりすぎているからである、というのはもはや、自明です。
花粉症もおそらくそうです。が、花粉症は都市部特有の病気でもありますし、大気の汚染状況と密接に絡みますので、もう少し複雑なのでしょう。
ですが、かつて、日本の都市部がもっと空気が汚れていて、日本人が今ほど潔癖ではなかった頃は、そんな病気はなかった。(代わりに、もっとわかりやすい「公害」があった)

身体の中に「不潔をキープ」するのが肝要なのです。なぜ自身に「不潔」が残存するのが耐えられないのでしょうか? 自分の周辺、即ち部屋、オフィスのまわり、であればいくら汚しても構わないというのに。

なぜ、目に見えない「ダニ」レベルに極端におびえて、部屋が散らかっているときに大量発生する「ハウスダスト」は見てみぬふりをできるのか?

ムカシは逆ではなかったでしょうか? ムカシは、家はもう少しキレイで、床や、ホコリなどを逆に極端なぐらいにキレイにし、そして自分の「なり」をかまわなかった。

そういう時代に花粉症だのアトピーだのが大量発生しなかったということはそちらのほうが正しいのではないでしょうか?