中村とうようさんとパブリック・エネミー
もう、何年前になるか。。
中村とうようさんが「ミュージック・マガジン」で、パブリック・エネミーに対して「0点」をつけたあの潔さ。。
それが、自分にほしいのだ。
その行為の潔さそのものが、後世に残るのだ。
それが正しいかどうかではない。実際その後、ヒップホップ/ラップは広まった。中村とうようさんの、ヒップホップ/ラップに対する全否定は、もしかしたら年寄りの戯言だったのかもしれない。
でも、あのとき自信をもってとうようさんが「0点!」をつけたという事実のみが、ほとんど伝説として残っている。「8点」とかハンパな点数をつけた「その他大勢」はまったく後世に残らない。
わざと、天邪鬼で、その当時の大勢に抗えばよいのではないのだ。それはただのひねくれ者にすぎない。
そうではなくて、自分の道をぶれずに行くのみなんだよね。そのまっすぐの道が、時代にマッチすることもあるし合わないこともある。
そう、オイラはね、だいぶムカシの、学生時分から「迎合」というのが大キライなのであった。。