元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

OLの豹変、みたいな

[再録]OLの豹変、みたいな|龍澤ヒデアキのバックドア

ギンギンに茶髪だったOLが、転職活動を機に濃紺リクルートスーツに身を包み、髪を黒に戻してブラウスのボタンも第一ボタンまで締め、街を歩いていてショールームに自分の姿がうつったときに、「ふっ、マジメ。。」と悦に入ってるって感じかな、気にいらないのは。

そして、無事転職したら、またもとに戻ろう(それが自分の本来の姿)としているところだろうな、違和感があるのは。

アンタはもともとそのマジメ姿がお似合いなんですから!(斬り)

自分が「不良OL」だとでも思ってんのかね、っていう。


なんだか女性の例を挙げてしまったけど、大学3~4年生が就職活動をはじめるときって、必ず「悦に入る」よね。。髪の毛を黒くしたり、b-boyスタイルだったヤツがリクルートスーツに身を包んだときとか。。

はるか40年前は、男性が長髪を切る、っていうのが「オレも就職か。。」と悦に入る瞬間だった。
悦に入るぐらいなら就職やめろよ、って。

体制にかすかに反抗心を残しながら、結局はずぶずぶに迎合するというところ。そのプチ反抗心が顕現するところにオレの違和感ポイントがある。


オレはまったくそういう経験がないから。。
塾講師で大1からスーツだったし。。

あの「悦に入る」状態が、不思議というか違和感というか、そもそもなぜ「悦に入る」必要があるのか? というか。。