元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

休ませてくれないよね。。(日本人の病)

休ませてくれないよね。。(日本人の病)

1週間夏休みとったとしても、ケータイには電話かかってくるし、モバイルで仕事のメールはチェックしてしまう。それどころか、重要なメールには休暇先からレスしてしまう。

休暇をとる前日にはなぜか挨拶まわり。。「申し訳ありませんが休暇をいただきます」と。
なんで、休むのに詫びをいれにゃあかんの?
それどころか、「いつでも、ケータイはONしていますので、何かあったら連絡ください」と、宣言してしまう。。

僕が最近とみに思うのはさ、こういうことを言わせる上司は、言ってる本人よりもっと悪いよね。
少なくとも部下の健康管理は考慮すらしていない。

休暇ってのはリフレッシュのためにとるんだから。リフレッシュは完遂しなければならない。それはビジネスマンのミッションなんだよ。
そして、部下がリフレッシュするよう促してゆくのが管理職のミッションだと、僕は思うのだが。


会社の規定がうるさくなってきたから、という外圧的理由で、休暇はゼッタイとれ! と強制するバカな上司がいる。
(この「上司」というのがおそらく、モロ僕と同世代なんだよな)

なぜバカか? といえば、今かいた理由ね。部下の健康を気遣って、ではなく、部下が有給を消化しなければ自分がオコラれる(自分の査定に響く)から、そういう発言をする。

さらに、「休暇はゼッタイとれ!」(でもやることはきっちりおわらしとけよ)と暗に脅す。1週間も休めば、仕事に穴が空くのはアタリメーだろ、と思うんだけどね。

結局、休めといってんのか、休むなといってんのか、どっちなんだよ! と、逆ギレする権利はあると思うんだよな。
部下は、ひでー上司を持つと大変だよな。。仕事だけじゃなくて「休み方」でもって査定に響いちゃうから。


こっから本題。


テクノロジーはビジネスマンを不幸にしている。
ということに気付いている人間は少ないし、特にこのギョーカイの人間は、テクノロジーの進化をもろ手を挙げて賛成、という輩が多い。

だからケータイもモバイルも持ち歩くし、自分が「つながっている」ことを感じるためにメールチェックなどしてしまう。

自分が常に何かとつながっていたい、っていうのは勝手だけどさ、別に仕事とつながってなくともいいんじゃない? 仕事としかつながれないのか? と皮肉のひとつもいいたくなる。

ビジネスマンはオン・オフ切り替えはものすごく大事だと思うのだが。。このギョーカイの人間は切り替えがヘタというか、切り替え自体をしたがらないというか。。
良いほうへ考えれば、ムカシのエンジニアは、仕事で趣味っぽいことをやれていた。その時代はよかったのかもしれない、確かに。

でも今は違う。。