元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

抽象的な概念をそのまま理解する

抽象的な概念をそのまま理解する

抽象的なモノ、コト、「概念」のようなものを、そのまままるごと理解する(感じる)ことのできる能力のほうが、実は大事なのです。それ は僕は最近やっと理解しました。

それはもしかしたら、世間一般で「なんとなくわかった」ということなのかもしれない。その「なんとなく」の品質を上げてゆくということ なのです。

会話、対話をして「シンパシー」を感じあうということです。

最近のビジネスマンはこの能力に欠けているのかもしれません。皆が皆「なんとなくわかった」とはいいます。でもわかっていない。

というか、ひとりよがりなのですね。相手の考えを自分に引き寄せて自分の都合のよいように解釈するだけ。

相手の考えのままで理解することができない。

あとは、「最近は〜」ではなく昔からですが、ビジネスでは具体的にしたがりすぎるのです。

何か抽象的な議論が続くとそれを引き受けることに耐えられなくなってくる。「で?具体的には?」と。

でもそれも、自分の土俵に引きずり込もうとする手段のひとつです。