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一生懸命に「渡り鳥経営」をするんだよ。
渡り鳥は先頭の一羽がケガしたり鉄砲で撃たれたりすると、後の鳥が二羽やってきて付き添ってくれるのです。
三羽いないとVにならないですから。二羽ではV字型はつくれません。
二羽になってしまうと、渡り鳥は別のところへ入るんです。
このときは、別のグループから、「お前は仲間じゃないから入れないよ」なんてことは言われません。
渡り鳥経営っていいでしょ。
そう言うと、みんな「いい」と言う。
だけど、わかってもらいたいことがあるんです。
渡り鳥に、おんぶされている鳥はいません。 引っぱってもらっている鳥もいないんです。
私、そんな渡り鳥って見たことがないんです。みんな自分の羽で飛んでいるんですよ。
助け合いというのはもたれ合いではないんです。
みんな自分でしっかりと自分の羽で飛びながら、それで人を助ける。
それで、みんなが助けられる。もたれ合いではないんです。
また、人間はもたれ合わなければならないほど、弱いものでもないんです。
人間は、教えたり、教えられたりすれば、本当に何でもできるんです。
だから、苦しいときは人に聞いてください。
苦しみから逃れられる方法を知っている人が、このなかに必ずパンチいます。
知らないことは恥ずかしくないんです。
バラは自分にトゲがあることを恥ずかしがってはいないんです(笑い)
私にも欠点がいくつもあります。でも、それは個性です。
みんなが知らないことを私が知っていることもあるのです。
そして、私が知らないことをみなさんが知っていることもあるんです。
それを、これから、私はみなさんから教わります。