元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

昔は一種の美学みたいなものがあって、孤独に生きていても、その美学というかスタイルをきちっと守っていればそれなりに十全に生きていけるという、一つのパースペクティブがあったんです。でも、最近少し変わってきたのは、形にならない連帯感というのかな、一種の共感状態のようなものが大事なんじゃないか、そういうものがないと、非常に危険な状態になるんじゃないかと思うようになってきた。