元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

「叫び」(ムンクではありませんが)

ぼくはきわめて「ふつう」に、生きようとしています。
まっとうに。ヒトとちょっと違うかもしれないのは、「正々堂々と」生きようとしています。

僕は、「まっすぐ」は進めないようなんですよね。40年以上生きてきての自己評価ですから、おそらく間違いはないように思います。

たとえば、学生の頃それなりに、あるいはハンパに「やんちゃ」したところで、時間がすぎればある程度「矯正」されてゆくものです。

僕の同世代の人間のうちの99%以上は、見事なまでにふつうのおじさんオバサンになっています。
(ムカシ、元ヤンだろうが、マジメくんだろうが、関係なく、ふつうのおじさんオバサンです)

僕は、別に「やんちゃ」だったわけでもなく、ふつうに地方から上京して仕送りを受けながら引きこもっていた地味な大学生でした。その頃も、その後もずっと「まっすぐ」生きてきたつもりなのですが100%、アウトサイダー的評価をうけます。

アウトサイダー」というのは、この歳になっても某歌舞伎俳優のように飲み屋でくだまいて他人を殴ったり、という感じのアウトサイダーではないのです。

つまりは「メインストリームではいられない」ということです。これは、悲しいことなのです、たぶん。
そして、私の自己評価ではないのです。100%の他人がそういう評価を下すのですから。

自分は、きわめてまっとうな人生を送っているという自負があり、「正々堂々」と生きてゆこうと思っているにも関わらず、他人からアウトサイダー的評価を受けている。。
すごくわかりやすい、具体的な例をあげれば、僕は都心の繁華街で3回、職質(職務質問)を受けたことがあります。

これはなかなか、キツいことなのです。。