元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

現状認識と感謝

個々人が贅沢しているというよりは、日本という総体が「豊か」にならずにまず「贅沢」になってきたわけです。

そしてそれを実現、推進しているのは、個々人というよりは企業であり政府であり。。
でもその企業、政府を構成しているのは人間であります。

質素に暮らしていた人間が寄り集まってこの国、そして生活を「豊か」にしようとがんばってきた結果が、「贅沢」な暮らし。

日本人は、「贅沢」な暮らしは「豊か」であるに違いない、と、信じて疑っていませんでした。

ですが、まったくそうはならなかった。そして、日本は徐々に徐々に贅沢になっていったので、日本人はこの贅沢さにマヒしてしまいました。

社会インフラが整備され、便利な世の中になったにも関わらず「ココロ」のほうは。。といわれてしまう。


贅沢で便利な暮らしをいていても怠惰にならずに生きてゆく手段はあると思います。
それがまず現状認識(「どれほど恵まれているか?」を認識する)であり、感謝です。