神仏儒
神道は暴走すると戦前の日本のようになる、というのはこの国が経験したこと。
明治ぐらいまでの日本が統治されていたのは、神道仏教儒教がほどよくブレンドされていたから。それこそまさに「日本教」なわけです。
明治になり、明治政府は廃仏毀釈で仏教を脅して骨抜きにしてしまい、儒教もどこかにいってしまって、神道が暴走してしまった。
戦後は、戦前よりさらに悪いことに神道も仏教も儒教もなくなってしまいました。
20世紀末より右傾化といっているのは要は、軍国主義を復活しようとしているのではなくて神道復活の機運だと思っています。
だから、戦前の軍国主義台頭の二の舞をふまないように、21世紀は仏教もあわせて復活が望まれるのです。
もちろん、儒教も。
僕は個人的になぜ儒教も必要かと思うかというと、中国韓国北朝鮮と対等につきあってゆくために(おもねることなく)儒教精神を知ることは必要だと思います。