元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

「無理難題をふっかける」

「無理難題をふっかける」という意味ではヤ○ザ並のヒト、というか人種を知っています。

それは、常に、文句の矛先を用意しておく、ということ。ゼッタイに、不満足感から脱却しない、と思いきや、不満足感を常に自分でセットする。ちょうど、公衆トイレで、トイレットペーパーがなくなって、抜くと、上からストンと次のが落ちてくるように。

いつでもどこでも、「無理難題」をココロに持っている。

何かひとつの問題が解決したとしても、次がある。

「自分が世の中に対して不満足な理由」を常に携帯していないと、「負け」だと感じるらしいのです。

それじゃあ、不満足感が払拭されずに人生がツマラナイと感じるのも当然だなあ、と。。


こういうヒトは「ではどういう状態になれば満足か?」のビジョンを持っていない。どころか持っていないのが当然と考えています。「満足してしまったら人生終わり」なのですから。。

高度成長期だったらそういう考え方もアリだったかもしれませんね。


ヒトは確かに、「無理難題」をココロにたくさん持っています。が、でもそれを常に表面上においておく必要はないのです。

具体的には、もっともわかりやすいのは物欲でしょうね。いつでもどこでも、「アレが欲しいコレが欲しい」をココロの表面にセットしてある。「アレ」を買うと瞬間的に「コレ」が一番にくる。