元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

リボはいけない

ミチクサ(散歩、都市論etc)

  • リボはいけない(いまさら)

ムカシはリボ払いを正当化していたのです。
カード会社の謳い文句のとおりに。月々の支払いが一定だから、生活のリズムというか家計を壊さない、と。それを、「そのとおりだなあ」とうのみにしていました。

昨今、どこのカード会社も、リボへの変更はカンタンですよ、と宣伝するようになりましたね。実際、ネット上などでリボへ支払いを変更するのは、カンタンになりました。

でも僕は逆に、なんでもかんでもリボにしていたのをやめてきました。(気づくの遅すぎ!)
1回払い、2回(手数料無料の)あるいはボーナス一括。

それはなぜかといえば、利息のバカらしさ、の1点に尽きます。
それどころか、あの異常なほどの利息は、バカらしいの域を超えているように思えます。
グレーゾーン金利が撤廃され、そのしわよせ(カネ貸しが利息をぶんどる相手)がどうも、リボのほうへ向かっているように思うのです。

グレーゾーンの分を今までぶんどっていたのがなくなったわけですから、もちろん金貸し会社の収支は悪化しますよね。だから、別なところへ激烈な営業がされているはずなのです。それがたぶん、リボなのでしょうね。


1回払いとかだと、高い買い物のとき相当キビしくなることもあります。カードでばかすか買い物して、翌々月ぐらいに明細みて青ざめる。
でもそういうとき、自身(家計)は節約に動きますよね。ですからその分年間収支がよくなる。
そして、1回払えば、後腐れなくおしまいです。(これが大事)

あとは、その反動を自身(家計)が起こさないように精神的なケアをする必要があります。それがまさに「自己管理」です。
つまり、節約して、翌月はその反動でカネを使い過ぎては意味がない。節約したら翌月はリバウンドを最小限に抑え、家計を小さくしてゆくのです。「自分へのごほうび」を減らす。あるいは、カネとは関係のないところにもってゆくこと。


ところで僕はカードローンを肯定しているんですよね。。利息という意味ではあまり変わらないのですが。。
なぜショッピングリボを否定して、生ナマしい「カネ」であるカードローンを肯定するのだろうか?

その理由のひとつは、以前書きました。カンタンにいえば、僕のようなフリーの弱者に対してもカネ貸しはカネを貸してくれます。銀行のように高飛車ではありません。
私は過去の人生において、何度もカードキャッシングに助けられてきました。そして何度も銀行に見下されてきました。

ですからもう、相当額の利息を、カード会社に「上納」してきています。

。。またひらめいたら書きますけれども、自分は、現ナマをぽんと貸してくれるという事実に好感を持っているのですね。
そして、自分は、そこで泥沼の借金地獄に陥らない自信があるから、こうやって平然としていられるのでしょう。

自分にとってカネとモノは違うようです。

再録

「スポットライトのあたる場にいる集団のうちの一人でいたい、という欲求」は常にあります。
そういう集団にいる、ということ自体が、自分にとっては苦手な「アソビ」なのです。旧い言葉でいえば、「盛り場にたむろする」といったような。。

苦手なのに、常に憧れているのです。

「家にはいない出不精」なのですね。そういう場に参列するのが苦手というか。。例えば結婚式の二次会とか。

やることがなくて手持ち無沙汰になってしまうのです。人と簡単に交流できるわけでもなし。。

そんな奴が、果たしてムーブメントの中に「気付いたらいた」という状態になるにはどうすればよいのか? というと。。 どうにもならないんでしょうね。

それでは、話は終わってしまうので。。

自分がちやほやされる会合ならば、いいのです。なんだか傲慢な物言いですが、自分が主役の会などで、居心地が悪かろうはずがありません。

たとえば、自分の送別会を開いてもらえるとか、そういうシチュエーションが該当するでしょうか。

それは滅多にないにしても、たとえば気の合う若手くんたちを引き連れて「オレのおごりだ」と飲みに行くときとか。。 そういうときは、話も自分のペースで進められますし、楽しい場になってきます。

ほとんど知り合いのいない結婚式の2次会で、独り手酌で酔っ払う、といった悲しい状況は避けたいと。避けたいのだけれども、その場に行ってしまうと、自分で状況を打破できない(周りの人たちと軽くうちとけることができない)から、いっそのこと行かないようになる、ということです。

「金の無駄」という言い訳を用意しつつ。。

自分がちやほやされることは滅多にないから、「おごる」というニンジンをぶらさげて自分がちやほやされる状況を作り出す、というのは新たな発見です。面白いですね。それも「金で楽しい時間を買う」の一環ということでしょう。

でもそれは、重要な話ですが本題ではないですね。。