元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

キレたもん勝ち

再録・継続

我々世代からみると、「キレたらあとは知らないよ」という若い世代の「プチ脅迫」に対してズルさを感じるわけです。「キレたもん勝ち」という考え方、無責任さに対する強烈な違和感。

そういう意味で自分は、自分たちと同じか、それよりも上の世代の、社会的なしがらみによりキレられない人たちに加担しますし、「キレたもん勝ち」という甘ったれた考えを常に持っている世代、あるいは個人とは永遠に打ち解けることはありません。

自分たちと同じか、それよりも上の世代にもそういう人はいます。「若者文化」を悪いように、自分に都合のいいところだけ取り入れているのです。年長者としてのプライドがそもそもないからです。そういう人は若い世代に対してホンキで羨ましさを感じているのでしょう。「ムカシはよかった」的なノスタルジーをひきずりつつ。。
(再録終わり)