元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧

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欲張りは金にとらわれてるし、恋に狂ってる人間は恋にとらわれている。そうすると、心は自分の生命を監督するために働かさなければならないのが、 感情や感覚の奴隷になっちまう。そうなったら、もう実に人間は惨め以上の哀れなものになっちゃう。 (略) 心…

「毎日かあさん」って大キライです

「毎日かあさん」って大キライです 「毎日かあさん」って大キライです。(たまには愚痴を言いたし。。) なぜならば、ダンナがアル中でかつ、たまにしか帰ってこないのに大切 にされているからです。 たまに帰ってきたときに、外国のお土産買ってきて、外国…

ユートピア思想、みたいな(2)

ユートピア思想、みたいな(2)「約束の地」に到達するのが「終わり」(目標)と考えているヒトが非常に多いのです。間違いなくそこが「始まり」なのに。。「約束の地」に非常に早い時点で「タッチ」してしまったがために、その後の人生(老いるまでずっと…

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本当の宗教の体験の上から云うと、阿弥陀さんは、あるから信じるのではなくして、信ずるからあるのです。信ずることが出来るから在るのです。その 絶対の受動性の中に這入ってくるから信ずるのです。受動性のものに動的性格が出てくるから、そこに一種の信な…

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体は、右むければ右むく、左むければ左むくんだが、心は腹立てちゃいけないときに腹がたったり、心配しちゃいけないときに心配したりする。ちょい と夜、寝際だって寝ることを考えなければ寝られるのに、わかっていても神経過敏な人間はすぐ知っていることで…

ユートピア思想、みたいな

ユートピア思想、みたいな結局、「ユートピア思想」とは怠惰の裏返しですね、と。。「たどりつく」まではできるのではないですか。「一瞬タッチする」ぐらいであれば。。たとえれば、「約束の地」にたどりつくのも確かに大変なのでしょうが、そこは、たどり…

安定感のある人間

安定感のある人間ふと思いついたフレーズですが「安定感のある人間」というのは、目指すところですね。。「ニュートラル」? あるいは、機嫌がいつも一定している、あたふたしない、動じない。などなど。。「安定感のある」というのはそういう意味を内包して…

自分のココロに素直にならない

自分のココロに素直にならない去年、僕が接してきたたくさんの他人に対して強く強く思っていた ことは、「なぜ、ココロを鍛えないのか?」「なぜ、『トラウマウェルカム』なのか?」ということ。 この時代、その姿勢は自殺行為である、と。 身体を鍛えるより…

「一貫性を求めすぎない」

☆ 一貫性を求めすぎない 首尾一貫した人って尊敬される傾向にあるんですが、私はこれがほんまかいな?と思うわけです。 「ほんまかいな?」というのは、 ● 首尾一貫した人は尊敬されるのか? という問いかけではなく、その前段の ■ 首尾一貫した人は尊敬に値…

村上春樹 「誤解の総体が本当の理解なんだ」と僕は考えるようになりました。 (略)僕ら は個々の誤解をむしろ積極的に求めるべきなのかもしれない。そう考えると、いろんなことがずいぶんラクになるんですね。他人に正しく理解 してもらおうと思 わなければ…

書とゴルフ

書とゴルフ 僕は平日はほぼ毎日、すこしずつ書を書いていますが 同じ漢字を何度も何度も何度も書いても、ゼッタイに同じ字体には なりません。 ふと、ゴルフを思い出しました。 ゴルフは、野球と違って、地面に置いた止まったボールを打つのだ から人間が自…

年配のそば打ち趣味についての違和感

年配のそば打ち趣味についての違和感 年配になると「そば打ち」に興じるようになったりすること。 年配になると「やっぱり京都」と言い出すこと。京都の中でも、祇 園や河原町といった繁華街ではなく、三千院、寂光院といったあたりを。 自分の家あるいは個…

思想的には「偏らざるを得ない」

【重要】思想的には「偏らざるを得ない」思想的に、偏らないように生きたい、とムカシから考えてきたのですが、昨年わかったことがありまして、それは、自身が思想的に偏る偏らないではなくて、偏った団体 に属さないようにしようと、それだけなのです。宗教…

がんばろうニッポン! バラ色の未来にしか、なり得ない。

がんばろうニッポン!バラ 色の未来にしか、なり得ない。私は逆に、これで自分の老後は安泰であると確信しました。なぜなら、今後日本は「未曾有の」(という言葉をあえて使います)「震災後経済成長」をとげ、さらに、日本こそが真の意味で世界の中心 にな…

独り新興宗教

人は心の中に信仰を持たなければダメです。それはブランドではないのでどのような形式であってもOKです。 形式にこだわらなくともよい。信仰というよりは「信仰心」。。何か超越的なものに「すがる」「依存する」ではない「敬う」に近い気持ち。。「何も信じ…

カンペキでなくともよい

100%ではないようにしとく、っていうのもひとつの健康法なわけです。何かを、カンペキにできる、あるいはできている、というのはかなりのプレッシャーだから、どんどんオリてゆくべきだと思います。他人というのは勝 手なもので、誰かがとある分野で「カン…

せっかくの人生なのだから。。

せっかくの人生なのだから。。 「せっかくの人生なのだから。。」「一度きりの人生だから。。」と、 考えるのはおそらく皆共通です。 でも、その後に続くコトバ、願望は共通である必要はない。 。。いや、ちょっと違いますね。 一度きりの人生だから、「いろ…

ドラマツルギー

ドラマツルギー 抜粋・紹介 アウトブリード作者: 保坂和志出版社/メーカー: 朝日出版社発売日: 1998/05メディア: 単行本 クリック: 14回この商品を含むブログ (11件) を見るぼくは本気で言っている。小説にドラマツルギーが不可欠なのかそうではないのか、ぼ…

山田博士さん

電車に座っていて、足を組んでいる人がいます。自分の前に誰も立たないからいいだろうと思っているのでしょうが、とんでもない。あなたが足を組ん でいるから誰もあなたの前に来ないんです。そんな人へは「幸福の神」も絶対に寄っては来てくれません。だって…

抱負 のまとめ

抱負のまとめ ※2011-03-09 震災の2日前に、こんなことを書いていましたここ数年の自分の抱負(集)。。特に、抱負のうちでも難しそうといいますか、何年かかかりそうといいますか。。・様々な矛盾していると思われる概念たちが、実は両立できるのだというこ…

「すっぱいぶどう」論

「すっぱいぶどう」論 「すっぱいぶどう」ではやはりダメだと思います。 いろいろなことは、やはり、知らなければならない。 「どうせ、あの(木の上の)ぶどうはすっぱいに違いないから」ではな く、「ムカシ木に上って食べてみたけど、すっぱかったよ!」…

「愛でる」とは

「愛でる」とは 突然ですが、僕の考える「愛でる」とは。。 たとえば朝、花に水をやらなければならない日課があるとして、それを 淡々とこなすだけでは「愛でる」までにはいたっていない。 たとえば、朝、急用があって早くでかけなければならない、というと…

スポットライトを

スポットライトを非日常のイベントで、その瞬間だけスポットライトをあびる(たとえば、カネを出してでも)のではなくて、大事なのは、いかに日常におい て主役になれるかどうか、だと思うのですけど。。人生の99%以上は日常なのですから、そっちで主役に…

オリジナリティとマイノリティ

オリジナリティとマイノリティ 人間、あるいはこの社会においてオリジナリティというものはもはや消滅しつつあります。が、昔も今も変わらず、人間ひとりひとりは圧倒的に「個性的」であり、絶対無二の存在であるわけです。この、一見矛盾しているような状況…

道が険しかろうが幸せである

道が険しかろうが幸せであるたとえば。。家族が長い間帰省して自分がひとりになるとか。そういう状況で、いろいろタイヘンですね、といわれたりするのですが、別にタイヘンではありません。ひととおり家事などはやれるから、という表面上の理由ではなくて、…

ここ数年を振り返って(2)

40代にさしかかってしばらくした頃から、あれ? 自分は人生への不 満がほとんどないなあ、ということに気付いたのです。もっとも大きいのは、年収。 が、上がったのではなくて、「まぁ質素ではあるが家族で生活もで きてるし、このぐらいでいっか」と思える…

ここ数年を振り返って

すべて、今考えると、です。40〜41歳は、30代に自分がこだわったことを整理、言語化していた時期。 すべて後付ですが。 あー自分は「30代に自分がこだわったことを整理、言語化していた」 んだなあ、ということさえ後付。とにかく、「ちゃんと生きよう」…

武田邦彦さん

武田邦彦さんがおっしゃる ・幸福とは不幸なことである ・金持ちとは貧乏のことである ・健康とは病気のことである」 ぱっと見意味がわからないかもしれませんが、以下のように言い換えれ ば納得感はあるだろうと思います。・「幸福とは『不幸』を認識できる…

禁欲的ではない

禁欲的ではない 私は、ここ数年、禁欲的、とかよくいわれるのです。 でも、禁欲もなにもまず、ムカシから「欲」というものが少ない。 ですが、物的な欲であるとか快楽的な欲求が少ないだけであって、もっと根源的な「よりよく生きたい」という欲求は、すさま…