元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

2012-04-20から1日間の記事一覧

獨楽吟

獨楽吟 橘 曙 覧 たのしみは草のいほりの筵(むしろ)敷(しき)ひとりこゝろを靜めをるとき たのしみはすびつのもとにうち倒れゆすり起(おこ)すも知らで寝し時 たのしみは珍しき書(ふみ)人にかり始め一ひらひろげたる時 たのしみは紙をひろげてとる筆の…