元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

2011-09-01から1ヶ月間の記事一覧

インテリと「思想」2

イ ンテリと「思想」2我々のおじいさん、おばあさんの世代は、コドモたちに、「せめて教育を」と切に願い、その願いはほぼ実現されてきました。(【重要】自分た ちの世代までは!!)先達はなぜ、次の世代に「教育」が必要と考えたのか?そしてなぜ、学の…

「一度きりの人生だから」

「一 度きりの人生だから」どうせ一度の人生なのだから、いろいろな経験をしたい、というのは誰もが考えることで、そこまでは完全にagreeです。で、その「いろい ろな経験」というのは、ヒトによって違うのだ、ということです。その方向性が似通っていたとし…

高層ビル(20060904)

高層ビルここ7〜8年で、40〜50階建て前後の高層ビルが相当数増えてきており、今も増殖中です。また、高層ビル「群」についても、西新宿の専売特許ではなくなり、汐留や品川は街並みが根底から変わり、近未来都市の様相を呈しています。思い返せば、西…

人は、舞台に上がらなければならない

人が輝くためには舞台に上がらなければならない。そして、その舞台は他人に用意してもらったほうがよい。他人が「あなたのために」と用意してくれた舞台でこそ輝ける。 でも、他人が用意してくれなければ自分で舞台をつくって上がるしかないのだが。

引用

ひとつ飛行機にも何にも乗らないで、月の世界へ歩いていってみよう―そんなことはできやしないよ。有り能う(ありあとう)ことを望み求めなきゃいけないの。 そしてそれを実際の姿として、完全にできあがった姿にして、ありありと目に見えるように心のなかに…

自分が対象物になる

自分が対象物になる芸能人というのは、みられるヒトたちですね。僕らは、みる側です。たとえば「アート」の類も、僕らは、みる側です。僕はおそらく、みる側にいる自分が、キライです。かといってみられる側になりたいのか? といえば、どうやらそうでもない…

時間

時間 物理的時間は有限だが、内面的時間は無限。 数分の夢で、相当な期間の夢をみることがある。 死ぬ寸前の刹那に、一生を振り返ることができる、とも聞く。 事故などの衝撃的なことが起ると、時間の流れがスローになる。 昨日書き出したような気がしますが…

絶対清潔

「絶対清潔」現代病といわれるアトピーは、世の中が皆清潔、いや、潔癖になりすぎているからである、というのはもはや、自明です。花粉症もおそらくそうです。が、花粉症は都市部特有の病気でもありますし、大気の汚染状況と密接に絡みますので、もう少し複…

日本的霊性 (岩波文庫)

日本的霊性 (岩波文庫)作者: 鈴木大拙出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1972/10/16メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 45回この商品を含むブログ (60件) を見る宗教の最後の立場は受動性の認得であると言ってもよい。それでよく鏡の譬えの出ることがあるが…

マジメ人間

マジメ人間 僕のような根っからマジメな人間にとって、だらだらと、無節操に「アソぶ」のは苦痛でしょうがないのですね。ですから、大学時代、知人とかとだらだら「アソぶ」のはキツかった。。大学を卒業して1年半ぐらい、無職(今でいう「フリーター」)で…

頭山満先生!

詩作などの上でもさうぢゃが、床の中で、夢か現かの間に名句なんどを得ることがある。天下の名句ででもあるやうに、鬼の首でもとった気で、翌朝起 きてみると、何のことやら薩張り分らぬ。覚えてゐたところで、後が何やら分らんものになってしまふ。兎角寝て…

引用

こういうことを言って礼に来る人がある。「おかげさまで本当によくなりましてありがとうございます」。これは月並な、凡人の言うお礼だ。よくならなかったら、それじゃあ感謝しないことになるじゃないか。 治ったら礼を言う。治らなきゃ礼を言わない。そうす…

ひろさちやさん

法然上人は仏教に疑問をいだき、生きるためには悪いことをせざるをえない庶民を救おうとしたのです。「優等生でなければ救ってやらない」と言う仏さまなどいるでしょうか。仏さまの目には、つい悪いことをしてしまた人間、「もう自分はだめだ」と絶望してい…

身体の声、ココロの声(食について)

身体の声、ココロの声(食について) 最近あらためて食に気をつかうようになり、ますます自分の「身体」の声に耳を澄ますようになったと思っています。 実はそれは前からやっていたのですが(僕は大病をしたので、病気 以降、自分の身体が発する声に耳を澄ま…

写経はできるけど物語は書けない

写経はできるけど物語は書けない 結局、物語を紡ぐことができる人間は限られている、ということです。それは、わかってはいるのですが。。集団のトップになるべき人間と同様、そういうヒトも選ばれたヒトであることは間違いないのです。「物語を紡ぐ」とはき…

神仏儒

神仏儒 信じるのは神(超越的な存在)であり、現人神ではないのです。つまり、僕にとっては釈尊ですらないのです。(釈尊は実在の人物ですから)そして、まだ深くわかってはいませんが、その「神」というのはすべての先達(亡くなった方々)の意識の集合体な…

他人にゆだねることも

がんじがらめになっている自分の思考で判断するよりも、 他人に判断をゆだねたほうがまだよいのです。特に、飛躍しなければならないときは。 自分の中の常識にとらわれてしまいますから。でも、もっともよいのは、自分の中のさらにもっと奥から発せられる「…

講演抜粋

脳はすごい力、ひらめきがある。「俺の会社、本社にたった5人しかいないけど、納税で日本一になれるぞ」って。 それをずっと続けてきたんだよ。「そんなことできるんですか?」っていうと、「俺にはできない。ただ 脳にはできる」「そんな不可能なこと、で…

引用

あなた方ねえ、苦労したり、悩んだり、人を憎んだり、怖れたり、悲しんでるとき、気持ちいいですか。 あんな嫌な気持ちなかろう。 その嫌な気持ちをなぜ心にさせるんだ。 喜ばせてやれ。 しじゅう楽しく考えさせてやれ。それが心に対するあなた方の義務だぜ…

仏陀

仏陀は悩んだ末に出家しました。 金持ちであるがゆえの悩み。空虚。 仏陀はこの悩みを先取りしていました。現代人は、中流以上の生活をできている人間であれば、実は仏陀と同等の悩みの境地に達することはできます。良くも悪くも、この空虚さは、衣食住の悩…

掃除をすること

掃除をすること掃除をしていて、状況がキレイになるということは実は副次的なものでしかないのです。大事なのは掃除をすること、そしてやり続けることです。掃除することによりキレイになって、みんなが気分がいい、というのは確かにすばらしいことですが、…

今日やれることは今すぐやる

今日やれることは今すぐやる自分の座右の考えおよび、家族に伝えておかねばならないことその2は。。 「今日やれることは今すぐやる」ということです。そして、あわよくば、明日やれることであっても今日やってしまう。どんどん今日、すなわち「今」に詰め込…

楽しく惑う

楽しく惑う動物は本能で生きている(らしい)。 ということは、その行動は即「阿頼耶識」につながっているのかもしれません。(今思いついたことで、根拠はありませんが)つまり、行動に対して意識は介さないのです。「即」なのですね。人間は意識を介します…

ひろさちやさん

一般には、親が子供を生むと思われていますがそれはまちがいです。 子どもが生まれることによって、はじめてその人が、親になるのです。親に縁りて子があり、子に縁りて親があるのです。 親子は「縁起」の存在です。だから、親と子は同年齢だといえます。

ポイント

2010-08-11 ポイントおカネ持ちが、いわゆる「ポイント」を有効に活用している、なんてハナシを聞いたことがありません。ですので、おカネ持ちになりたいのであればポイントがたまるとか、そういうことを一切気にする必要はないのです。そういうことなのです…

本物の坊さんは太る(?)

おそらくうまくまとめられないと思いますが、こういう考え方もあるのではないか? ということを書きます。禅寺の暮らしのイメージは、まず「質素」です。本格的なところでは野菜などは自給自足。食事は精進料理というやつですね。ところが、托鉢を生業として…

「やりすごす」にはパワーがいる

「やりすごす」にはパワーがいる 僕は、人生において確かにイヤなことがたくさんありましたが。。そのたびにそれを「楽しもう」などとポジティブに考えることはなくて、とにかく何とかして感情を荒立てずにやりすごそうとしてきました。受け身なようでいてこ…

「苦行」

楽するのが、苦行なんです。 贅沢が、苦行なんです。僕にとっては。なぜなら、それは僕の望む方向ではないから。そして、不健康だから。 命を縮めている自覚があるから。楽をすると寿命が縮みます。

フヴィクトール・E・フランクル

空を見上げれば無数の星がきらめくこの宇宙。どこまでも続くこの果てしない宇宙の中で,今・この時代・この時,この地球の・この国の・この場所 に,なぜかこの「私」が置き与えられている。 一見単なる偶然に見えるこの事実。しかし,考えてみれば,果てし…

中川宋淵老師

引用 中川宋淵老師 仏音 最後の名僧10人が語る「生きる喜び」 (朝日文庫)作者: 高瀬広居出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 2004/09/17メディア: 文庫 クリック: 3回この商品を含むブログ (3件) を見る千利休はいう。 茶の湯とはただ湯をわかし茶をたてて呑…