またシャインフェルドの話
またシャインフェルドの話になってしまうのだが、
彼の「プロセス」理論を日本的に表現すると、自分が経験する苦しみ、悲しみ、不快感はすべて「受け止める」ということだよ。
これは、かなりキツいね。。
「がっぷり四つ」だよ。
「そこ」に存する負のパワーを、ぜんぶいただいちゃって正でも負でもない「パワー」に変えてしまって自分に取り込め、と。
それが難しいんだが。。わからんでもない。
でもシャインフェルドの話の根幹にあるのは、「取り戻す」という象徴的なワードであらわされるんだけどね。
その苦しみだの悲しみだのは、ぜんぶ「あなたがつくりだしたもの」であると。だから「取り戻す」。
話がこうなってくるから、ますます難しいよね。
自分のパワーでもって相対的なこの世界を作っている。いや、作り込んでいるわけ。今眼球にうつっている(らしき)この素晴らしき世界はホノグラムである、と(たとえね)。自分が想像した世界であり、そこで発生する悲しみや苦しみももともとは自分のパワーから発せられたものである、と。
これに対する今の俺の見解は「わからんでもない」。
世の中は総体的なものであるというのはほとんど納得しているから。
だって人によって世界が違うんだもん。兄弟ですら、生まれてからこれまで見てきた景色は全く!違うんだよ。