元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

超上流工程

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たぶんさ、働かなくともカネがまわってくるモデルっていうのは「超・上流工程」だと思うのね。

ところで、昔はホワイトカラーが第二次、第三次産業よりも給料がいいことに対する違和感があったはずなんだ。
だってさ、実業もせず調整してるだけじゃん? なのになぜ給料がいいのか?そもそもなぜ給料が出るのか?と。

でもそれってね、人間が、そのうちでも特に身体的特徴のとぼしい、それこそ日本人とかユダヤ人とかがさ、編み出した、近代のビジネスモデルなんだと思うのね。ざっくりいうと。

いやね、昔も貴族とか、いたよ? でも貴族ってね、明確に「労働」しないわけで。奴隷を使役するビジネス・モデルですらないわけ。
ただ遊んでるっていうw

奴隷を使役していた人たちがホワイトカラーの先祖なんだろう。それが「事務作業」ってやつね。それが生まれたのは近代。



あれ、何を書きたいのかわからなくなってきたけど。。

とにかく現代ってさ、実業よりも虚業?のほうがカネまわりがいいじゃない。事実として。
さっきの例だと奴隷を使役する立場の人間もほとんど実業だよね。でもさ、奴隷も奴隷を使役する人間すらも見ておらずに遠隔でコントロールするような存在? これが虚業。実業から遠くなればなるほどカネまわりがよくなるという。。
これが現代。

で、「勝手に」カネがふところに入ってくる、っていうモデルでしょ?人間の今の目標って。そのことを世界中のホワイトカラーが、死ぬ気で考えてるわけ。


実業から離れるほどにカネまわりがよくなるんだったらみんなそっち方面にいくじゃない? その結果実業は崩壊するわね。それはアタリマエのこと。

そうすると、どうなるかっていうと実業だけを行う国が残る。実業を行わない国ができる。(これもざっくりね)
実業を行わない国は、実業だけを行う国に対して「実業を行わない」を許さない。それを許すと自国が浸食されていくからね。

ま、こうやって賃金格差は生まれていくわけだ。

でさ、庶民が夢想しているのは、庶民の貴族化?つーかね。働かずに、ただカネのめぐりだけと「調整」して、必要な分だけ自分のもとに引き寄せる、っていうかね。そういうモデル。

これが、未来。だから、未来っていうのは現代のホワイトカラーですら、オールドスタイルになるわけ。

なぜこういう未来がくるって予想できるかっていうと、現代人が未来のビジネスモデル(ラクできる)を死ぬ気で考えてるから。だから、たぶんそうなるよ。大多数にとってはうれしい、でも一部の人たちにとっては激烈にキビしい時代がくる。

今の時代なんかくらべものにならないぐらいの格差社会

こういう時代の変化にこぼれちゃう(良い意味で)ヒトたちは、「大好きな実業」をして生きる。いわゆる「手に職」系ね。
つまり、好きなことをして生きる。これも一種の理想。なぜなら「大好きな実業」をして生きてゆける状態というのは「労働」はしていないということだから。