元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

無名戦士の言葉 201409

ameblo.jp

人間たるもの、いろいろな手法で歴史(後世)に名を残したいわけで、別にその野望を隠すことはない。自意識が肥大化した現代人はみんなそう思ってんだから。もちろんオレもね。

で、オレの場合は「言葉」なんだよね。いろいろと、もやもやと、考えた結果としてね。

言葉を残したいんです。

言葉をどこまでも研ぎ澄ませていきたいわけ。結果として残るものになるんじゃないかと。

つまりね、歴史上の人物とか著名人がちょっと気の利いたことを言うだけで、それは残るのね。
はっきりいって、ほとんど大したことないこと言ってるんだけどね。たとえばモーツァルトが音楽について語った言葉とかアインシュタインが物理学について語った言葉であれば耳を傾けるけど、アインシュタインが政治について語った言葉であれば、どうか? 歴史上の大人物だからすべて最敬礼で聞くべきか?
(あくまで、この固有名詞はひとつのたとえとしていって使ってるだけ)

だから、オレらのような庶民はハンディがある。よっぽど研ぎ澄まされた言葉でないと、残らない。

すっげえガキの頃から、オレのまわりにいた市井の無名戦士たちだって、生きてりゃそりゃいっぱい名言もってるよ、と。一生大工だったオッサンは家で自分の子供たちにものすげー名言言ってたかもしれないじゃん。

そういうの、拾わないといけないんだろうなあって思うんだよなあ。

大変僭越ながら、無名戦士の代表として、言葉の力だけで、言葉を残してゆきたいんだよね。