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元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

モテとオサレと仕事

2013年12月 オサレ論

blog.goo.ne.jp

プライベートのみならず、ビジネス・シーンでもわれわれは複数の他人から便宜をはかられる状態(イコール「モテ」)であるに越したことはないのです。

 というか、ビジネス・シーンでこそモテる必要があるのでしょう。プライベートでモテるとドロドロになる可能性もありますし(笑)。これからビジネス・シーンを数十年綱渡りしていかなければならないのですから、モテは必須ですね。

 なぜなら、ビジネス・シーンにおいて他人に便宜を図られなければ、決して仕事で結果を出していくことができないからです。

 そして、長い綱渡りの途中では必ず、足を踏み外しそうになる(あるいは、実際に踏み外す)ことがあります。そういうときに周りに助けてもらう必要があるのですが、モテの状態をつくりだしていれば必ず、複数の人に助けてもらえます。

 ただ名刺交換しただけの人は、ゼッタイに助けてはくれません。他人の名刺だけたくさん持っていてもまったく意味はありません。

 仕事は一人でできるものではない、というのは、若い頃からずー~っと言われ続けてきたことです。職人気質のSEだって例外ではありません。そもそも職人だって営業が仕事をとってこなければ「ただの人」じゃありませんか。

 職人も「モテ」を意識しなければならない時代です。



 そしてもう1つ、「モテ」のために重要なツールが「仕事」なわけでして。

 仕事デキる人はモテますよね! 職場で目立ちますし、キラキラしています。デキる人には仕事が集中します。人がすりよってきます。打ち合わせの出席依頼がガンガン入ってきます。当の本人が迷惑であると感じていようがいまいが、おかまいなしです。

 これもモテの状態の1つですね。

 でも表層的に仕事ができるように見えても、モテない(仕事の引き合いがない)という人もたくさんいます。「近寄りがたい」オーラの応用形で、「オレに仕事フるなよオラぁ」というオーラを発してる方ですね。IT業界はそういう人間ばかりです。

 でも仕方ないんですよね。そういう人は過去に必ず理不尽なことがあったんです。何回もムチャぶりされたとか、尻拭いの仕事が集中して現場がイヤになったとか。その昔は仕事でモテていたはずなのです。実力はあるんですから。でも、モテない人たちにイヤガラセされ……。

 ま、仕事論は今回の話の本筋ではないので、置いておきます。



 まとめると、他人に良い印象を与え続けることのできる人間は、モテる。良い印象を与え続けるためのツールが、「オサレ」。そしてもうひとつが、仕事。オサレな(表層的な部分だけでなく)人はモテる。仕事ができる人はモテる。

 オサレ、仕事(ができる)、モテる、という3つの要素の関係性を考えたときに、モテる人イコール、「仕事ができる OR オサレである」ということになるように思えますが、果たしてそうでしょうか?

 違いますよね。オサレも仕事も、ただのツールなわけですから。モテの本質は、たぶん「人間性」とか、あるいは「誠実さ」とか、その周辺にあるものだと思います。

 その辺りの、人間性の鍛練というのは非常に難しい話です。それができてりゃ苦労しないよ、と(笑)。

 私が言っている「ツール」 ―オサレだの仕事だの― というのは、モテ状態へショートカットするためのツールなんですよね。もちろん、裏では人間性の鍛練は必要なのですが、ショートカットできるツールをもっていれば、人間性については「ふつう」レベルであれば取りあえずOKなのです。

 言い方を変えれば「普通」レベルは最低限必要なので、人間性が最低レベルの人はいくらオサレしても仕事ができても、モテませんね(ただし、ビジネス・シーンでは、ということです)。