元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

新庶民のめざめ 「Aグループ」論』

ameblo.jp

アタマがよくて、金銭的に(それなりに)余裕のある人たちは、続々と「ニュートラル」になってきています。

この流れはもはや止められません。よいことです。

仮に、このような人たちを「Aグループ」と呼びます。

ニュートラルになるとは、まず「サヨク」でなくなるということです。ただし、急な右旋回もしません。
なぜなら、アタマが良いからです。

大東亜戦争で、歴史が分断されていなかったことを知る。腑に落ちる。
アメリカに洗脳されたことを知る。
アメリカに洗脳や脅迫され続けた「権力」に我々が洗脳され続けてきたことを知る。(自分の親たちが!)
自分たちは、自分たちの子供や子孫に対して決してそのようなことはすまい。強力な洗脳を解いて自分たちで考えて、その結果を後世に伝えてゆこう、と思うこと。そしてそれを、個々が実現させてゆくこと。(現在進行形)

もっとも素晴らしいのは、ある程度金銭的に余裕があるがゆえに、うかつに私利私欲に走らないということです。
こちらが、僕らの上の世代と比べて最大の「強み」といいますか。。逆にいえば上の世代の最大の欠点、僕らからみてイヤなところ、ということになります。

Aグループは男女は関係ありません。という意味では、真の意味での男女同権、男女平等が実現されるやもしれません。

ただ、Aグループはいわゆる「腕力」がないのが弱点ですが。。こちらは、誰かの手を借りればよろしい。(「腕力」とは一種の比喩です)
ただし自分たちも強くなっていかなければならない。でもAグループは、行動しなければ意味がないということを知っているはずなので、行動の中で「腕力」もついてゆくかもしれませんね。

「腕力」と関係するのですが、Aグループには「権力」がないのです。なぜならば、私利私欲がないということは権力志向も非常に弱いのです。
そして、権力にまみれると自分が腐敗することを知っています。十分自己分析はできています。

ただし、どうしても「権力」に類するものをもたなければならないこともあります。そのためにどうするか。
権力を持つにあたって、その過程では「腕力」も必要になるでしょう。

Aグループはリアルワールドの物理的なグループではないので、ある程度の「連帯」は必要になってくるでしょう。(物理的な接近)
ただ、かつての日本の「連帯」をみて、僕らははっきりいって呆れています。ああはなるまい、と、スーパー反面教師として考えています。
(近々の、脱原発デモすら懐疑的にみている)

そして。。連帯しようにも、僕らは大変忙しい! だって、労働組合じゃあるまいし。エンドユーザをほっぽってデモなんてできませんので。

ですので、言葉尻の問題ですが、「連帯」というよりはムーブメントなのです。
ムーブメントにするのにどうするか?

まだ、それに対する明確な答えはないのですが。。
の、前に。僕らは、いろいろな方面からの「切り崩し」に対していかに処してゆくか。いかに耐性をつけてゆくか。それが、課題なのです。
その中には、脅迫もあるでしょう。家族が危険にさらされることもあるでしょう。そういうときどうするか?(やはり「腕力」も必要)

と考えると、なるべく個々がフロントに立たないほうがよいのです。目立たない。原子力潜水艦のような、さざなみのような。。

個々が、マスコミに洗脳されたままの大衆に、足を引っ張られ続けます。それはもう、イヤになるぐらいです。独りで立てないヒトたちからの「仲間になろうよ~」攻撃は相当ウザいですし、シツコい。
それを、救ってあげないといけない。せっかく上を向いて上を目指そうとしているのに、下に接近してどうするんですかいまさら。下しか向いていないヒトたちにはかまってはいられないのです。

最後に願望ですが、Aグループはうかつに脱原発ムーブメントに与してはならないと思います。Aグループとあのムーブメントはオーバラップしてゆかないことを望みます。
「ムーブメントに与しない」とは、原発賛成ということでは必ずしもないのです。Aグループは原理主義者にならないよう自ら自省することができるのです。つまり、Aグループは思想的に偏った集団ではないということ。いろんな考えの人が集まり、昇華して新たなムーブメントをおこしてゆくということです。