天才じゃなくてただの早熟
まちがいなく俺もそうだったしカンチガイ家族だったけどね、
小さい頃、極端なほどにものおぼえが早いというのはそれは200%「天才」ではなくてただの「早熟」だから。
ものおぼえが早いというのは「スキル」であって、それの発現がひじょうにはやいから「早熟」なだけ。
それを天才とカンチガイする奴(つまり、親とか親戚とか、まわりね)は見事なまでに努力を怠っていくが、
非常に間違いやすいのは、親や親戚が謙虚だからといって早熟な子供が本当の天才に育ってゆくわけではない。
必要なのは実は戦略なのだ。周りの。つまり、天才というのは親や周りが意図的にそうしてゆくもの。
具体的には、カネをかけてとびっきり良いコーチにつけるのと、子供をおだてて、毎日毎日必要な反復練習を楽しくやらせること。反復練習すらも子供に楽しいと思わせること。
よく誤解されているのだが、子供は自然とは鍛錬的なことはやらんよ、ということ。たとえ楽しくともね。親がうまく促してゆかなければ絶対にならん。