元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

自由とは不自由である。

blog.goo.ne.jp

人間は自由に放りだされると不自由を感じるというのは自明。

ピアノの素人はフリージャズを弾けない。

自由の高みに上るのには資格がいる。基礎を徹底的に叩き込まれた「達人」のみが、自由な領域へ上ってゆくことができる。

だが、「自由な領域」というのは「完全に不自由な領域」でもあり(矛盾するようで、しない)、不自由を自由へ置換することができる資格を得るまで (達人になるまで)自由な領域へ足を踏み入れてはならない。

人生も、おそらくそう。