元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

オトコは黙って。。?

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「オトコは黙って。。」という「硬派さ」というのは、自分が東北の出身だったからだと思いますが、四半世紀前に自分の田舎(の中高生男子)にはまだ気質として残っていたように思います。

なぜ田舎に残存しているかというと、ただ、寒いからです。(それだけです)

首都圏であれば、四半世紀前には「硬派」などは絶滅していたのではないでしょうか??

僕は、田舎に育ったことであまり良い思いはしませんでしたが、でも、「オトコはべらべらとしゃべらない」という慣習(?)の中で育ったことは、今の自分にとってはとてもよかったと思います。

今は老若男女、誰にいっているのか、ナンのためにいっているのかまったくわかりませんが。。とりあえず独り言で「ああ寒い」「ああ暑い」と。。とりあえず口に出してみますよね。

口に出してどうするのでしょうか? というあたりが僕には理解不能なのですが、おそらく一生わかりあえないのだと思います。

ご自身は、口に出すことによりすっきりするのでしょう。でも聞かされたほうは別に良い思いをするわけでもない。

「とりあえず口に出してみる」タイプのヒトは、ネガティブなことばかり口に出しているような気がしてならないのです。つまりそれを「おすそわけ」の真逆。。他人をネガティブなことに巻き込みたくて仕方ない。

最近の若者は、カンゼンにこうなってしまっています。とても不幸だなあと思います。

感情のままに、言いたいことは口に出していいんだよ、という教育をうけているのだから仕方ありません。「若者たち」に特に罪はないのでしょう。

でも、自分が「ぐっと」こらえることで、他人を幸せにすることもあるんだよ、ということを、誰が「若者たち」に教えてあげられるのでしょう?

という意味では僕は不憫でなりません。正しく導いてくれるオトナが極端にすくないという悲劇。。