元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

「人様に迷惑をかけない」

stevengerrard.hatenablog.com

世の中に対して斜にかまえて、何かしらのキケン思想、「転覆思想」(世の中をひっくりかえしてやろう、という)を持っている一定層のヒトたちよりは、僕みたいな、常に自分のことで精いっぱいでひいひいいってる人間のほうが100万倍すばらしいと自負しています。

ビジネスや市井の生活においてアタマでっかちが敬遠されてしまうのはそういうことです。

アタマでっかちはすぐにキケン思想や転覆思想に結びつきます。

その源になるのは選民意識です。

アタマの中だけの妄想だと、まず自分を選ばれた民であるという位置にセットしてしまいますよね、デフォルトで。

それを粉々に打ち砕くために、「フィールド・ワーク」とのバランスが大切なのです。

そして、日本には、「人様に迷惑をかけない」というすばらしい思想があります。

僕は何かあるとまずそこに立ち返ることにしています。

以前から、僕も選民意識はバリバリもっているといろんなところで書いてきていますが、それは「横に逸れる理論」であって、常に上から目線であるためのものではありません。

自分は、「横並び意識という洗脳」を背後に感じると、ぱっと横に逸れることにしています。ぱっと横に飛び出せる才能、能力、そして権利があると思っています。

という意味での「選民」。

横並び意識から「上にあがる」とはいっていません。

横に逸れれば「人様に迷惑をかけない」のです。上に上がれもしないのに上に上がるという選民意識を持つヒトたちは、人様に迷惑をかける気満々。

なぜなら、人様イコール「下々」だと思いこんでいるのですから。

人様に迷惑をかけない選民がいてもよいではないですか。