元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

はたらく

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苦労して働くのはさ、(金銭を得る)労働でも、主婦業でも、なんでもいいんだけど、それは「自分の夢を実現する」ためじゃないんだよ。

いや、それを当面の目標にしてもいいんだけどさ。。
でも、その先があるんだよ。

言葉にあらわすのは難しいのだけれど、ふたつ、思うことがある。

「なりたい自分になる」ために人は働く。

これは、よく聞くし、耳障りもいいよね。「夢を実現する」に近いものがある。でも、なりたい自分になるのと夢を実現するっていうのは、微妙に違うよね。

たとえば豪邸に住んでベンツ乗り回して、っていうのが夢だったとしても、それを実現した頃には、ビジネスで金を稼ぐために「イジワルな自分」になってるかもしれない。

何がいいたいのかというと、自分が目指す人間的な完成っていうのは即物的な目標(いわゆる「夢」)の実現の後になることが多いってこと。セットになることは、少ない。


もうひとつは。。
「死ぬまでに人になる」ために人は働く。

これは、言葉が矛盾してるよね。人が、「人になる」ために働くってのはね。
でも、40になってこの言葉はすごくよくわかるようになった。

何にせよ、死ぬまで働くってことだ。