元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

山田博士さん

ameblo.jp

健康で今日まで元気に仕事をして来た人が、病院の門をくぐった日をきっかけに、突然、「病気」を宣告される。
なぜなんでしょう。たとえば、高血圧。
確かに、皆さん、自宅で家庭用血圧計を使って、「あ、上がった、あ、下がった」なんて一喜一憂していらっしゃる。その気持ちはぼくにも分かります。
でも、高血圧だというその数値が、いったい正しいのかどうかを考えたこと、一度でもあります?
じつは2000年に、「日本高血圧学会」というところが、高血の基準値を一気に引き下げたんです。
(略)するとどうなりますか。(略)「おめでとうございます!あなたは高血圧になりました!」と宣告されることになります。まあ、別におめでたくも何ともないのですが……(笑)。その結果、誰が儲かるでしょう。
そうですね。薬メーカーと医者と病院が、イヒヒヒヒヒ……となります。
たったこれだけ数値をいじくっただけで、なにしろ高血圧患者が、2100万人(!)も増加したのですから。そして、これだけも多くの人間が危険な「降圧剤」を飲む。この数値に根拠が一つもないことは、すでに分かっているんです。
そして、この「降圧剤」の副作用で、脳卒中心不全などが増える可能性が指摘されているのですから、何を言わんや、でしょう。またまた、薬メーカーや病院がイヒヒヒヒヒ……となる図式。 
こんな先進国、どこにあります? だからぼくは、いつも怒っているんです。