「ダメかも」と口に出してしまうこと
「ダメかも」と口に出してしまうこと - シニアICT土方の【IT公論】
ビジネスにおいて、プロジェクトが火を噴いてたとして、「これはダメかも。。」などと口に出すと、まわりから、「口に出すとホントにそうなるから言うな!」と、言われたりする。
この風潮は、いいとこついていて、確かに、口に出してしまうと事態がそっちの方向に流れていってしまう、というのは、ある。
でも、たとえば誰かがネガティブなこと「できない」「ダメかも」と口に出す場合、それは、90%以上の周囲の人間はすでにそう考えていて、その中のひとりが代表して代弁してくれたにすぎない。
なのに、それを非難されるのはかわいそうだよね。「みんな思ってるくせに!」と。。
まず、考えなければならないのは。。
「ダメかもしんない」と、投げっぱなしにするのは、確かにいけない。
大事なのは、何かしらの案を出すことかもしれない。
「ダメかもしれない」と皆が思ってるんだろうなあ、と感じるときは、リーダ、プロマネが率先して、「みんなで考えよう!」という雰囲気にもってかないと。
だって、確かに口に出すのもよくないかもしれないけど、皆が黙っててもなんにも解決しないからねえ。
リーダが、腹をくくって、責任をとる姿勢をみせれば、それでいいんだよ。そうすれば下もついてくるし、状況は好転してゆくはず。
もっといいのはね、組織全体が、ひとつの方向性をカンゼンに共有して、何かやばげなことがあっても、ココロの中ですら「ヤバい」と思わないことだよね。
(「我輩の辞書には『不可能』という文字はない!」理論)
それはつまり、「自信」。組織としての自信(遂行能力)そして個々の能力の自信。
過信ではなく。