元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

日本人に民主主義は合わないのか|「谷間の世代」にかかっている


[お題]日本人に民主主義は合わないのか|「谷間の世代」にかかっている|(改題)ひとり公論

衆愚政治を打開するためにも、まずは政治家の方にしっかりしていただかなければならない、と思います。政治家があまりにふつうの人ばかりになってしまったのは否めないようです。

よって、「国会議員は地方議員を10年務めないとなれない」という法律をつくればよいと思います。もちろん二世議員も例外なく、です。

地方議員になれない(あるいはなりたくない)のであれば、国政選挙に出るためには一億円を一括キャッシュで国庫に納めなければならない、というルールにするとか。(選挙資金とは別に、です)

それほど荒唐無稽な案ではないと思います。一億円をキャッシュで納めることができる人間というのは限られていますし、「私財を投げ打ってでも政治の世界にうって出る覚悟はあるのか?」という姿勢を量る尺度にもなります。


もうひとつは、世帯の納税額によって行政も民間もサービスに差をつけてほしい、とは常々思ってるんですよね。

僕は、高額納税者ではないですがそのへんのフリーターの方よりは納めているはずです。僕が望むのは、「親父の威厳を保ちたい」ということなんです。

たとえば、ディズニーランドで、中流の納税者(とその一家)が、そのへんのフリーターより先にアトラクションに乗れたり、良いサービスを受けれたりとか。

ラーメン屋の行列も、途中で割り込めるとか。

幹線道路や高速には必ず優先レーンがあって、納税額が多い人間だけがそこを走れるとか。(夢物語。。)

もっともっとありますが、別にVIP待遇をしてくれといってるわけではないのです。要するに、たとえば民間のサービスでいえば「そのとき払う額」で判断されるべきではない、ということなんです。それよりも日頃の納税額(=日頃の行ない)をみてほしい、と。

こういうサービスの差別化が実現されれば「パパってすごいんだ」と子供から尊敬を受けられそうですし、子供らも社会に出て働くということに対するモチベーションが上がるんじゃないかと思います。(フリーターの人が、世の中のサービスを最低限にしか享受できない状況を子供の頃からつぶさにみていれば、良き反面教師となるのでは?)みんなせっせせっせと納税して国も地方も潤ったりして。。となるとますます、その税金の使い道を決める人がしっかりしないといけませんねえ。

そういえば。。いわゆる「昭和の時代」は今よりもずっとずっと、金持ちと貧乏人の差異はわかりやすかった。何となく、「差別」とまではいわないけれど、皆が皆、「わきまえていた」といいますか。今って金持ちも金持ちっぽくしてませんし(バッシングされるからでしょう)、金持ちっぽくしている人たちはただのフェイクですし、皆が皆のっぺらーと同じような格好をして同じような生活をしてるから、それが逆に問題なのかもしれませんね。

でも、それも、いやそれこそが国民の大多数が望んでいたことのはずなのに。。

僕が違和感を感じているのは、民主主義というよりは「悪しき平等主義」のようです。