元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

まず本業でしょ?


まず本業でしょ? - シニアICT土方の【IT公論】

とにかく本業を、まず一生懸命やらにゃならんのだよね。

副業はそこから。

よくいわれることだけど、ただイヤだからといって転職を繰り返していったところで、自分の根本的な考え方から変えないと次の職場でも同じことの繰り返しである、ということ。

転職するんだったらステップアップしたいよね。次の職場から請われるぐらいになりたいじゃない。

ある職場で可視化できる実績を残さないと、自信にもならないだろうし、採用担当にアピールもできないだろうし。


まァそれは、サラリーマンのたとえだけども。。


オイラたちの場合本業とは別の副業というものがちらちらと目に浮かぶことがある。

本業、つまり、そのとき一番時間を割かれている案件がつまんないときとか、安いときとか。。

副業を考えるのは、ココロがネガティブなときだ。

そういうときになんとなく本業がイヤだからといって副業に手を出すと、失敗する。

たとえば、だがオイラたちは平日は常駐作業をし、土日を利用して別案件(0.1~0.2人月とか)をかけもちするとか、ことも可能なのだが、結局そんなの長くは続かない。(はなっからスポットと割り切っているのなら、いいのだが)


自分がつつましく生きれて、家族を、ゼイタクはさせられないまでもつつましく養えているのであれば、副業なんざ別にやらなくともいいんだよ。

でもね、実は、本業も全開で充実している、というときに副業のチャンスは飛び込んでくるものだ。あるいはプライベートが充実してるときとか。。

人生が好循環しているときにすべてはいっしょくたにやってくる。
ということは、人生が悪循環にハマりはじめたなあ、と感じたときは(ココロがネガティブなとき)おとなしくしてりゃいい。
具体的には、悪循環を好循環にもどすにはどうしたらよいか必死こいて考えながら、そしてちょこちょこ実践はしながら、基本は待つ。


本業が全開で充実している、という状況は、言い方を変えれば本業はバリバリ大変だということだ。ポジティブに大変、みたいな。

そういうときは「副業がころがりこむ」というごほうびがあってもいいよね。

本業がダメダメなときは「あ~あ、どっかに楽して儲けられる方法ないかなあ」なんて、考えちゃったりして、必ずそこにつけこむ悪人が存在する。悪人は善人の皮をかぶっているからねえ。。必ず。

本業が全開なときは本業で身体はいっぱいいっぱいなのだから自然、ラクな副業が転がりこむということだ。
このニュアンスはわかってほしいんだが、そういうときは「ラクな副業しか転がりこまない」といったほうがよいのかな。

実際、成功している方々であればこのへんをうまく説明できるのだろうけど。
オイラは成功者とはいえないからなあ。。


ところでさ、副業は副業なんだからそこで莫大な儲けを期待しちゃダメだよ。副業ってのはもしかしたら無給かもしれないんだから。

つまり、本業は充実しているけれどもそれは別に天職なわけでもない、というときに、ココロにぽっかり穴があきそうなときに精神的なところを補完してくれる、やっていて楽しい「副業」が転がり込むということ。
金銭的補完のかたちをとることもあるし、精神的補完のこともあるということだ。

本業を全開で頑張っていたら、生産性が上がって早く上がれるようになり、充実したオフタイムを過ごせるようになった、というのも、「副業」のかたちはとってないけど似たようなもんだよね。カネじゃなくて、「時間」をゲットできたということ。

カネと時間は同じぐらい貴重だということは、もう知ってるでしょ?