元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

トイレ掃除したっていきなり事業が軌道に乗るかよ


トイレ掃除したっていきなり事業が軌道に乗るかよ - シニアICT土方の【IT公論】

いきなりトイレの掃除をはじめたところで、その会社が順調になるわけないじゃんか。
そんなん、誰が考えたってわかることだ。

ところが、トイレの掃除を「継続」すれば、その会社が順調になる「可能性が高まる」のは事実だ。
それも、当然だろ?

それを「なぜ?」というか。
トイレの掃除を「継続」すりゃ、たいていは、ちったあ謙虚な気持ちになるだろ?(なる「可能性が高い」、か)
真に謙虚な気持ちというのがビジネスには大事だ。生き馬の目を抜く戦場だからこそ謙虚な気持ちは大事。


なのだが。。
そもそも、いきなりトイレ掃除を始める時点でそこに「邪心」があるわけだからなあ。そこから、謙虚さを獲得するにはそうとうな長い時間が必要になるかもしれないよな。
「儲けられますように!」と他力で神頼みしてたってダメなんだよなあ。
そんな力んでは、ダメなんだ。とにかく、他に対しては「陰徳」で。

「いやあ我社はこないだから社員にトイレ掃除を義務付けました!」なんてふれまわる社長がいたりしたら。。(まさかそんなバカはいないだろうが)
おおっぴらにする時点でもうダメ。

とにかく「ココロもち」なんだよなあ。それに尽きる。

社長は、会社が傾いてきたとしたなら、社員の性根をたたき直さなきゃならないわけでね。
その手段としてトイレ掃除は確かに、有効ではある。
ただし、ひとつの手段にすぎないわけだし、確実性はきわめてアヤしい。

だから、からめ手でいかなきゃならないんだよな。
社長自身がふんぞり返ってたり、社長の椅子に固執してるようじゃそもそもダメなんだ。部下をどうコキつかったところでダメなもんはダメ。

トップが変わろうとしないのは論外。論外中の論外。