元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

人が歩かないところを歩く。

ひとり公論 [重要]人が歩かないところを歩く。

人が歩かないところを歩く。比喩的にも、実際的にも。

集団や人ごみから「すっと」抜けてゆく。ということを日常からやっておくと、後々になって役に立ちます(ことがあります。。)。

比喩的なハナシをすれば、実生活において集団から抜ける手段はふたつあって。。

ひとつは、集団よりもスピードを上げて飛び出てしまうということ。

もうひとつは、集団よりもスピードを落として遅れてしまうということ。

なのですが。。後者は若干、腹立たしいわけですね。プライド的に。。

抜かれても抜けれても菩薩のような顔をしていられるほど、僕は人間できていませんので。。

そして、前者は、追われる立場になります。標的になってしまうわけです。それはそれで、ストレスがたまりますし、遅れるよりも結果的に腹立たしい事態に陥るかもしれません。

一旦抜けても、最後にはまた集団に飲み込まれてしまう。集団というのはそれほど強いものです。

そして、前者でも後者でもない「横にそれる」という考え方もあります。

集団とほぼ同じペースで走りながら、だんだんと(フェードアウトの感じで)横に逸れてゆく。集団になるべく気づかれないように。

これは。。理想ではあるけれど、かなり難易度が高いのですね。

先頭に立ち続けて「勝ち抜ける」のがいちばんムズカしいのでしょうが、横に逸れるのはその次にムズカしい。一瞬トップに立つよりも相当(比べ物にならないぐらい)難しい。ということが、あまり知られていないのですね。