元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

次の時代の世界

ひとり公論 次の時代の世界

アメリカが衰退するのは時間の問題です。なぜなら、石油依存だからです。そして、石油依存から脱することができない人種だからです。

ただし衰退するのはここ10年ではないでしょう。結局「IT」の覇権もアメリカが獲ってしまったのですから。

僕のコドモらの世代のハナシでしょう。僕は生きているかどうかはわかりません。

ただし、アメリカがいわゆる「ゆでガエル」になっているのは確かなのです。

次の時代の覇権を握るのは、見事に石油依存から脱することのできる国や地域です。

当然、現在幅を利かせている産油国も衰退します。あそこは、「長いバブル」なのです。



石油依存から脱する手段として、残念ながら。。日本以外の国が考えているのは、「代替資源のゲット」です。「ゲット」とは、奪うこと。

日本近海に、未来の資源が埋まっている(に違いない)となると、中国が奪いにきます。



日本人は、これを「単純」だと思う。

その感覚は、実は大事です。そして、日本人は「エコ」に舵をきろうとしている。

この手段はあまりにも愚直で、ぱっと見「バカ」にみえなくもない。

今の時代はあまり受け容れられていないようですがこれがどう転ぶかは、わかりません。

代替手段を「奪う」国家、人間たちにヤられてしまわないうちに、やんわりと抵抗しているうちに、何かとてつもなく大きな「パラダイム・シフト」が起こったならば、日本や、ヨーロッパのエコを推進する国家が、連帯して、何かを成し遂げられるかもしれません。

僕らはそれを「願う」だけでなく、何か助けになりたいと思う。助けになるためには草の根運動からもひとつ脱皮していかなければならないのです。