元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

やらされることも必要

やらされることも必要
立志伝とか自叙伝とか、成功した方のハナシなどでいくつかの共通項がみられるのはよくあることです。

まず、多くの方々は不遇の時代を送っています。順風満帆でそのままきた、という方はほとんどいないでしょう。
そして、その「不遇」というのはおそらく、貧乏ということではないのです。「やりたくないことをやっていた(やらされていた)」のです。

それを「不遇」と呼ぶ。いや、呼ぶべきなのですね。

「しょうがなく、イヤイヤやっていた」というのが不遇の時代。たとえそれで、それなりに稼いでいたのだとしても。

逆に考えれば、成功のためには、なにかをイヤイヤやらされている時代が(ほぼ)必ず必要だということではないでしょうか。

そのやらされていることが実は成功のために役立っているという。。

ビジネスではこの「気付き」は必要なのでしょうね。遠回りしてしまっていると思っていても実はそれが最短距離であることが多い、という。