元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

瞬間湯沸かし器にならなくともいいんです

瞬間湯沸かし器にならなくともいいんです

僕の場合、人から文句をいわれたり、電車の中で悪意をもった「ぶつかり」に遭遇したときなど、後からじわじわと、そしてかなり長く怒りが持続します。

今はだいぶよくなりましたが、昔はもっとひどかった。

瞬間湯沸かし器に憧れていました。なんでその場で言い返せないのだろう? と、いつも負けた感じになっていましたね。

ですが、数年前でしたか、とあるひとつの文章を何かでみたのです。

詳しくはまったく忘れましたが、何かをされても即怒る前に一呼吸おけ、深呼吸すべき、みたいな。即怒りはやめるべし、と。

それがひとつの成功哲学だということなんですね。

そこから、自分の短所⇒「もしかしたら長所なのかも?」という、自分の中で劇的な転換が行われたような気がしています。

怒らない、寛容なほうが正しい。議論をふっかけるのは正しくない。

「我慢」というコトバを使うのが間違っているのだと思いますね。我慢するって、なんとなく、負けのような気がしますから。。

寛容の精神が腹落ちするまでは、多少上から目線で「許容」していってもいいかもしれません。

相手に対して「余裕」をみせることです。そうすれば、だんだんナメられなくなります。