元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

高校を出てから

高校を出てから

日本が技術立国じゃなくなったのは、高卒を職人にしようという努力を国が行わず、単調労働に従事させちまったからだ。

そして、皆が四年の大学に行こうとしたがり、クズのような四年制大学が増殖し、そして、若者はもっとも貴重な18~22歳ぐらいの4年間を棒にふるようになった。

ものすごい、国力の損失。。そしてそれが、ずーっと今でも続いているし、これからも続く。

オトナは、「自主性に任せる」といって放置。でも、18かそこらのガキの自主性に任せたら怠惰になるだけだ。

国は職人に「夢」をみさせることだ。高卒で職人修業をしているうちはゼッタイにバイトのほうが給料がよい。その、歯を食いしばらなければならないときに、夢をみさせることだ。
そして、社会的ステータスを与えることだ。

高校を出てからの数年間、何かをその若者に「仕込む」には絶好のタイミングなんだ。でもその時期に日本人はアソぶだけ。。

何も得ていない。この時期のインプットがないと将来のアウトプットも貧弱なのだ。