元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

突然原爆のハナシ(夕凪の街 桜の国について)

突然原爆のハナシ(夕凪の街 桜の国について)

アメリカの「日本を自由にしてくれた」幻想をそろそろふりはらってもいい頃だ、と。原爆を落として、占領して、民主主義化して日本人を喜ばすというのは単なるマッチポンプにすぎないのです。

アメリカは日本が、怖かったのです。「イエロージャップ」の、西欧人とは異質の、神仏をバックボーンに持つ農耕民族としての潜在能力が怖かったのです。怖くて仕方がないから、絨毯爆撃をして民間人を焼き払い、原爆を2回も落としてとどめをさしたのです。

我々は、とどめをさされてさらに占領までされ、アメリカ風民主主義を洗脳され、憲法まで勝手につくられて、給食を押し付けられ、「学校給食」という美辞麗句のウラでアメリカの小麦をムリやり輸入させられ、欧米の食生活に強制的にアジャストさせられ。。

まんまと植民地化してしまったのです。この事実から目を背けてはなりません。

はっきりいいますが、核兵器を2発落とされたら誰だって(どの国だって)言うことききます。鶴見俊輔さんの発言によれば、「機動隊に棍棒でアタマ殴られれば誰だって言うこと聞く」ということなのです。

でも、人道的にどうなのか? そういうのがまかり通る時代というのは、最低ではないのか?

まともな神経で、考えなければならないのです。

(略)
なんで、ここまでアメリカに精神的に占領、洗脳されたままなのだろうか?

なんで、逆洗脳してやれ、ぐらいに思わないのだろう?