元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

致知

致知

の記事より抜粋
──100歳の現役牧師が教える健康長寿の秘訣─
■大嶋
なぜ私が長生きできているかについても、すべてこれ、神の恵みと哀れみによるものです。私が具体的に心がけていることとしては、
・嘘をつかない
・あんまり怒らない
・あんまり人の悪口を言わない
・あんまり悔やまない
・あんまりお金を貯めない
・あんまり貧乏をしない
・あんまり野心を持たない
という7つ。そしてもう1つは、病気をつくらないことです。
□本誌 病気をつくらない?
■大嶋 
そう、この言葉を知っていますか?どうぞ言うてちょうだい。「病は……」。
□本誌 気から。
■大嶋 
いや、病は口から入る。
いいですか? 食事でも、甘過ぎは糖尿病、辛過ぎは高血圧。あんまり噛まない、これ、胃を悪くします。タバコだって大麻だってみんな口から入る。 1度覚えたらやめられないと分かっているのに、美しい女性でもそんなことをしている。因果応報ですよ。それと「口は禍の門」といって、人間は必ず 自分で言ったとおりになります。人間の言葉というのは、その人の人格や思想や体験を、みんな丸出しにしてこの口から出てくる。「私は80歳まで生 きないわ」と言ったらその通りに、「私なんかダメだ」と言ったら、ダメな人間になる。言葉は大事です。