元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

大外からまわりこむ(人生の極意)

競馬をみていればわかると思いますが、とにかく肝要なのは、大外にいることなんですよ。
人生の極意は。

僕はそうおもいます。

大外から、差し切れるかどうかは、わかりません。
最終的に一着になれるかどうかはわかりません。運もありますからね。

でも、確率的には、集団の中を突破して抜け出すのよりも、ずっと高い。
つまり、難易度が低いってことです。
集団から突破するのはとてもむずかしいことなのです。

まぁ、いくら「大外」といっても、極端に外にはいないことです。
なぜなら、集団のペースがわからなくなるからです。

大幅に遅れるのは論外。いちおう、ついてはいかなければなりません。
集団を視界にとらえていなければなりません。

つきつ離れつ、どれぐらいがよいかは、感覚でわかるはずです。ほどよい距離感というのは。


ところで、集団に引っ張ってほしいという思いを持っているのであれば、集団の中にいればよいと思うのです。僕はそうは思わないというだけです。

僕は、自力で、集団のペースについてゆく。集団のパワーに依存はしないで、ついてゆく。

集団の中にいれば相互依存、相互扶助の力がはたらくのかもしれないけれど、とにかく、窮屈じゃないですか?