元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

ひろさちやさん

法然上人は仏教に疑問をいだき、生きるためには悪いことをせざるをえない庶民を救おうとしたのです。

「優等生でなければ救ってやらない」と言う仏さまなどいるでしょうか。

仏さまの目には、つい悪いことをしてしまた人間、「もう自分はだめだ」と絶望している人間こそ「救ってやりたい」と映っているに違いないということなのです。