元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

「君はきっと成功する」

(以下、引用)
「君はきっと成功する」
そう言ってくれた人を一生忘れない。そう言ってくれる人に出会えた者が、成功できるのだ。

成功する人は、若い頃に"君はきっと成功する"と予言された人です。予言が当たっていたのではなく、予言を信じて頑張ったから成功できるのです。
中谷彰宏
(引用終わり)

僕は大学「5年」のとき、バイト先の塾(塾講師)で、だいぶ年上の講師の方に「○○さん(僕のこと)は、どこにいってもやっていけるよ。。」といわれたのです。

大学「5年」目ですから、世間からみれば若干落ちこぼれですよね。5年目は、まずは卒業するのに精一杯で、仕送りもなくなって社会人と同じように働いていました。
そんな、落ちこぼれて社会に出れず、バイトで働いていた自分に対して「どこにいってもやっていける」という言葉をかけていただいたのは、うれしかったですよね。(だから、おぼえているのです)

(おそらく)超・生意気だった僕は、そのとき内心「ああ、この人わかってるなー」と思ったのです。
つまり、はためからみたら留年して仕送りも止まってしまった落ちこぼれだけど、同じ世代の社会人1年生にはなんとなく、「絶対負けてない」と思っていたので。
でも、その根拠が、まったくわからなかったのです。でも、このヒトはなんとなくわかってくれてんだろうなあ、と。。

今考えれば。。僕はそのバイト先で、けっこうあちらこちらと働いていました。授業で教えるのはもちろん、補修やら、コドモらの相談に乗るとか、庶務的な仕事をしたり、○つけをしたり、資料をつくったり、ワープロで問題つくったり。。

けっこう広範に、その塾の下支えの仕事をしていました。それを、そこに勤めてる人たちは気づいてくれていたのだと思います。
実務面でも、「どこにいってもやっていける」のだろうな、と。。きわめて客観的な判断だったのでしょう。


どういう環境でもクサらず、地道に一生懸命やっておくというのは、本当に本当に大事なことです。