コスモポリタン
コスモポリタンというコトバには愛憎入り交じった(いや、「嫉妬」でしょうかね)感情があります。
「憎」は正直、かなり強いですね。なんとなく「亡国」というイメージが強いので。。
カッコよく、お洒落に、世界を跳び回っている(ふりをしている)人間ほど亡国でしょう。外交官もそうなんじゃないかな。
もっといってしまえば「売国奴」ですが。。全員がそうじゃないのでしょうけど、多くは日本がイヤで飛び出しているのでしょうから自然にそうなってゆくといいますか。。
コスモポリタンを目指すということはエスニック、つまり民族性を自ら失ってゆくということではないかと考えてしまうわけですね。
もちろんそうでないアプローチもあるはずなのです。最初から、自分は日本人であると強く思いながら世界に飛び出す、といいますか。。
多くの日本人は、日本がイヤで世界に飛び出した後にエスニックを感じることが多いらしいですが。。「遅すぎ」って気がします。
「コスモポリタンの夢敗れ」っていうことですよね?
というか、真のコスモポリタンなんて、この極東の島国の人間がなれるわけがないと思うのです。
どう背伸びしても。
世界が欧米中心である限りは。
最初からそこに気付いてほしい、というか。。この国の教育もよくないのでしょうね。