感奮語録
- 作者: 行徳哲男
- 出版社/メーカー: 致知出版社
- 発売日: 2011/09/16
- メディア: ハードカバー
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(略)
「愚」の魅力とは阿呆になれる、馬鹿になれることである。そういう人物の下にはたくさんの人が集まるものだ。「この人のために」とみんなが思う。それが本当の利口というものだ。一方、目から鼻に抜けるような才長けた人間は慕われないし、人も寄りつかない。ゆえに利口は馬鹿であり、馬鹿は利口なのだ。
(略)
「拙」とは下手くそのことである。下手くそな人間は魅力的だ。今は上手に生きようとする人間、、要領居士があまりに多すぎる。ゆえに人間の魅力がなくなっているのである。