2010-11-28 自由 再録 の育った時代は、地道にこつこつと、という庶民の生き方が肯定されていて、それに逆らっていた感じ。逆らっていてもバックボーンはそこにあるわけです。今の子らは、地道にこつこつという人生が揺らいでいるわけですね。そして、「こうあるべきだ」という人生観の押し付けがないから逆らうこともない。ただただ「思うがままに生きなさい」といわれるだけ。精神的支柱、バックボーンが生まれないのはホント、かわいそうだなあと思います。「かわいそう」ってのは同情と憐れみとダブルミーニングではありますが。