元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

「江戸学」のすすめ

「江戸学」のすすめ―貝原益軒の『慎思録』を読む

「江戸学」のすすめ―貝原益軒の『慎思録』を読む

(慎思録の意訳のほうです)
もし自分の行わんとすることが、聖人の行なったのと反対であったり異なったりするようなことがなかったならば、世間の人が皆自分を非難することがあっても、自分の行ないがまだ十分でないから非難されるのであって、結局のところ完全を求めての非難であるから、決して立腹してはいけない。