2010-05-26 一日一言 安岡正篤 安岡正篤「一日一言」五労の一は多想心労。 とりこし苦労が多すぎること。これは心臓を傷(いた)める。二は多怒肝労。 怒りが度重なると肝を痛める。三は多思脾(ひ)労。 考えごとが多いと脾が疲れる。脾蔵は血液の浄化や調節を司どる大切な器官であるが、割合に人々はこれを知らない。四は多悲肺労。 悲しみが多いと肺を傷める。五は多憂腎労。 憂が多いと腎が疲れる。