元祖【ひとり公論】

誰かには必ず、ほんの少しだけでも役に立つに違いない、という意味での公論

書とゴルフ

僕は平日はほぼ毎日、すこしずつ書を書いていますが
同じ漢字を何度も何度も何度も書いても、ゼッタイに同じ字体にはなりません。

ふと、ゴルフを思い出しました。
ゴルフは、野球と違って、地面に置いた止まったボールを打つのだから人間が自在にコントロールできるはずである。(でも、できない)
と、よくいわれます。

書であっても、たとえば「一」という字ぐらいであれば人間が自在にコントロールし、常に同じ「一」を書けそうなものですが、ゼッタイにできない。


同じ字は二度とやってこない。ゴルフにおいて同じスイングは二度とできない。
人生において同じ日は二度とやってこない。

だから、一生懸命生きるのです。
という結論でした。